シティ大学ロンドンのネーヴ氏が行った実験で、セロトニン・トランスポーターという遺伝子がセロトニンを運ぶ役割を担っており、人間の感情の3分の1影響している事が分かったそうです。
また、アジア人は白人や黒人と比べて、楽しい、と感じにくい遺伝子の組み合わせを持つ確率の頻度が高いそうです。(心配や不安を感じやすいそうです。)
日本人より、アメリカ人やイタリア人の方が陽気だとは感じていましたが、遺伝子的にも楽しい、と感じる遺伝子が多く、特に無理して陽気に振舞っている分けではないんですね。
しかし、3分の1遺伝子が感情に関係しているのなら、遺伝子組み換えである程度は、その人の感情を大まかにコントロールできる可能性があります。
他にも感情に関係する遺伝子が発見される可能性もあります。
人間の気質や体(ハードウェア)は、遺伝子組み換えによって、かなり自由に組み立てる事ができそうです。
ちょっと怖い話ですね。