地球環境クラブ

 地球温暖化による気象パターンの変化。まず、地球は、私たちに気象パターンの変化で警告してきました。 台風、ハリケーン、地震、津波、世界は様々な地球の自然災害に次々と襲われ、地球温暖化を引きがねに地球は荒れています。今後、私たちは地球の環境を守り、激しくなる自然災害、増えていく地球環境問題を乗り越えることができるでしょうか。  もし、このまま地球の環境を保護できずに汚染と破壊を続ければ、地球の自己浄化能力が無くなり地球の環境が激変し、将来は確実に地球の生命は絶えてしまいます。  また、遺伝子操作による新生物の生成、万能細胞を駆使した再生医療など、生命の倫理を改めて考えなければいけない時期でもあります。  テクノロジーが目まぐるしく進歩していますが、目先の利益に目がくらみ、環境への配慮、社会的モラル、生命の倫理など、倫理的配慮を置き去りにしていた今日、私たちは世界全体の大きな地球環境問題に直面しています。

2011年9月12日月曜日

遺伝子治療による負の遺産

 骨髄異形成症候群の原因となる遺伝子を東京大医学部付属病院の小川誠司特任准教授らの国際共同研究チームが発見したそうです。

骨髄異形成症候群は前白血病状態となり異常な血球細胞が造血される血液障害です。現在は骨髄移植のみの治療ですが、他の治療方法の開発の一歩となったようです。

人間の遺伝子が解明されても正常の遺伝子と異常の遺伝子との区別は、まだまだこれからなのかもしれません。異常遺伝子の解明も今後ますます行われそうです。

遺伝子治療をするという考えもあるようですが、今のところ遺伝子治療は成功例が少ないようです。
将来的には異常遺伝子を生前か生後まもなく行われるようになるかもしれませんが、人間が生命のプログラム(遺伝子)を操作することで、新たな異常(バグ)が遺伝子に加わる可能性もあります。
そうなると、遺伝子の治療(修正)デバッグと新たな遺伝子異常の発現の、いたちごっこになるかもしれません。

人間が人間の遺伝子操作をしたきっかけで、人間が人間ではなくなるのです。
理論上は正しいかに見えても、新たな発想の解明により、覆されてしまう理論もあります。
地球が誕生して46億年たちましたが、遺伝子が発見されたのは、つい最近ともいえます。
一度遺伝子を操作すると、後世に引き継がれて異常を引き起こす原因となり、今までの生命のバランスを大きく崩すと思います。
私たちは今、開発により地球の環境のバランスを崩して問題をかかえていますが、遺伝子操作は、生命のバランスを崩すきっかけになると思います。