地球環境クラブ

 地球温暖化による気象パターンの変化。まず、地球は、私たちに気象パターンの変化で警告してきました。 台風、ハリケーン、地震、津波、世界は様々な地球の自然災害に次々と襲われ、地球温暖化を引きがねに地球は荒れています。今後、私たちは地球の環境を守り、激しくなる自然災害、増えていく地球環境問題を乗り越えることができるでしょうか。  もし、このまま地球の環境を保護できずに汚染と破壊を続ければ、地球の自己浄化能力が無くなり地球の環境が激変し、将来は確実に地球の生命は絶えてしまいます。  また、遺伝子操作による新生物の生成、万能細胞を駆使した再生医療など、生命の倫理を改めて考えなければいけない時期でもあります。  テクノロジーが目まぐるしく進歩していますが、目先の利益に目がくらみ、環境への配慮、社会的モラル、生命の倫理など、倫理的配慮を置き去りにしていた今日、私たちは世界全体の大きな地球環境問題に直面しています。

2011年7月28日木曜日

宇宙酔い


宇宙酔いの仕組みの解明のためラットを使った実験で、ある遺伝子が活発に増減していることが分かったようです。
今回の成果は解剖学的な見解だと思いますが、めまいや吐き気は生理学的な物です。
僕は無重力による生理学的な悪影響によって、結果的に遺伝子に異常を及ぼしたのだと思います。

宇宙酔いの仕組みの解明は解剖学的な事より、まず先に生理学的な人間の感覚や認識の変化を研究すべきだと思います。
よって今回の研究結果、研究の方向性は良くないと思います。

無重力によって、宇宙では、どちらが上か下かも分かりません。地球上では重力があって地核からほぼ垂直に立位するため、上と下の区別が容易です。
宇宙空間の宇宙船では、無重力です。
上も下も認識出来ないのです。
宇宙酔いの原因は、認知や感覚器が地球上とでは、働き方が変って、その結果が遺伝子に変化を及ぼしたのだと思います。
変化した遺伝子が、認知や感覚器とは全く関係ない遺伝子の場合は、宇宙酔いの改善や仕組みの解明には、あまり役に立たない可能性があります。
足に出来たマメやタコをいくら分析しても、昨日ランニングしたと言うことが分からないのに似ています。

宇宙酔いに限らず、宇宙での生理学、認知、ホルモンの変化などをもっと積極的に研究すべきだと思います。
解剖学的変化も大事でしょうが、体のバランスを保つ生理学(ホメオスタシス)の解明が、宇宙でのよりよい生活環境の構築の鍵となると思います。