十代の失業率が9.8%だそうです。これはアメリカの失業率よりも高いです。
若者の人口は減少するばかりで、将来の会社を引っ張って行ってくれる貴重な存在のはずにもかかわらずに、若年者の失業率が高く、企業が新卒者の雇用を敬遠がちということなのでしょうか。
学生から社会人へ育てて、ある程度仕事ができるように教育することは、企業にとってかなりリスクの高い事のようです。
教育者と教育する時間にかけるお金の問題と、せっかく教育しても退職されてしまうリスクもあり、企業は損失を負う危険な賭けはしないのでしょう。
景気が長引き企業の余力も限界にきているところに、東日本大震災でさらに企業が力を失ってしまった結果が9.8%という数字になったようです。
東日本大震災は、難しい日本の景気回復をさらに難しくしてしまったようです。
官首相の退陣が問題になっていますが、次の首相にもかなりの大仕事をこなしてもらわなければなりません。国会議員のみなさんは、反対意見をぶつけて首相を攻撃するのではなく、提案意見を首相にもちかけて、どうにか日本を立て直してもらいたいものです。
新しい首相のあいさつで、
「次のいじめられ役がこの私です。」
という笑い話のような挨拶があってはいけません。