地球環境クラブ

 地球温暖化による気象パターンの変化。まず、地球は、私たちに気象パターンの変化で警告してきました。 台風、ハリケーン、地震、津波、世界は様々な地球の自然災害に次々と襲われ、地球温暖化を引きがねに地球は荒れています。今後、私たちは地球の環境を守り、激しくなる自然災害、増えていく地球環境問題を乗り越えることができるでしょうか。  もし、このまま地球の環境を保護できずに汚染と破壊を続ければ、地球の自己浄化能力が無くなり地球の環境が激変し、将来は確実に地球の生命は絶えてしまいます。  また、遺伝子操作による新生物の生成、万能細胞を駆使した再生医療など、生命の倫理を改めて考えなければいけない時期でもあります。  テクノロジーが目まぐるしく進歩していますが、目先の利益に目がくらみ、環境への配慮、社会的モラル、生命の倫理など、倫理的配慮を置き去りにしていた今日、私たちは世界全体の大きな地球環境問題に直面しています。

2011年5月26日木曜日

予測できない災害

 2009年4月の6万人が被災したイタリア中部地震でイタリア国防災庁付属の委員会が事前に大地震の兆候がないと判断していた事に対して最大被災地ラクイラの地裁予審判事が学者ら7人を起訴したそうです。
地震予知の失敗で刑事責任問題になったのは前例がないようです。
 自然災害の予知や予報は今のところ台風くらいが可能なのでしょうか。
アメリカのハリケーン予報というのも有りそうで無いようですし、テクノロジーは進歩しても、自然災害を予報する技術は、まだまだこれからといった所なのでしょう。
 自然災害の予報、地震予報も含めて、国が大学などの研究機関に依頼している場合が多く、民間の企業はあまり介入していないようです。その理由として、今の所、予報が直接企業の利益につながらないからだそうです。
 予報があたったからといって、賞金制度があるわけでもなく、予報してくれてありがとう。予報が外れたら刑事責任問題では、どの企業も自然災害の予報を研究する気にもなれないと思います。
自然災害の研究は、研究費がかかるわりに研究の成果がゼロというリスクが、あまりにも高いことも企業が着手しない原因にもなっていると思います。
 地球が誕生してからずっと自然災害は発生し続けて、その度に多くの犠牲者がでているのに、いまだになすすべもない状況が続いています。
 2009年のイタリアの大地震も学者は大地震の兆候は無いと予測していたところを見ると、今の所、大地震の予測は全く出来ないと思ったほうがいいのかもしれません。
 地震の予測が当たったら賞金制度くらい国が作らないと、今後も地震予報技術は向上せず、いつまでたっても地球のいたずらに振り回される現状が続くのかもしれません。