東日本大震災の前兆と思われる地震活動が2月から見られ、22日から今回のデータと大地震の発生メカニズムについて発表されるそうです。
僕はデータ解析の仕事に直接は取り掛りませんでしたが、ソフトを組んでいた頃、隣の席の上司がデータ解析のソフトを組んでいました。
データ解析で重要なのは、いつもとは違うデータ(値)を重要な情報と見るか、ゴミ(不要)のデータと見るかの判断が大変重要で難しいと言われていました。
その判断でデータ解析が大きく変わってしまうのです。
例えば、子供が夕食をいつもの半分も食べなかったとき、その理由が、黙って夕方にカップラーメンを食べていたので、たまたま食事量がすくなくて、気にする必要がない場合。
あるいは、気分が悪くて給食もほとんど食べれていなかった時は、その半分の食事の量は見逃せない食事量になります。
そのような判断を、膨大なデータ(数値)を解析して判断することは、思ったよりも難しいようです。
いままでも大地震の予想はされているのでしょうが、今回の東日本大震災が起こる事の地震予報はありませんでした。
大事なのは、起こった後ではなく、起こる前に予報できるかだと思います。
地震波形データを見て、東日本大震災と関係があるデータか関係ないデータかの判断は大変難しいと思いますが、今回の様に多くの犠牲者を出さないためにも地震予報ができるように頑張って頂きたいです。