被災者救済のため被災者を対象にした求人の拡大がありますが、就業地が地元ではないため多くの被災者は踏みとどまっているようです。
恐ろしい大地震と津波、その後の余震といまでも安心できないはずなのに、地元から離れたくないというのが被災者の思いのようです。
生命の危機にさらされて、改めて家族との絆の大切さを実感され、また、亡くした家族との思い出の土地を見捨てることはできないのですね。
”がんばれ”と言う前に、被災者が頑張れる環境作りを整えてから、がんばれと言わないと、家族も失い家も無くした立場で、がんばれと言われても被災者は困ると思いますから、今後も雇用や住居、土地の環境整備をどんどん進めていく必要があると思います。
しかし、節電のため仕事は減り、東北地方のホテルや旅館のキャンセルが6割あるそうです。
テレビで被災状況を見ると、なにから手をつけて良いか分からないくらいめちゃくちゃになってしまいましたが、出来ることから着実に整備し、同時に計画性のある行動を国を中心に進めていかなければなりません。