SMBC日興証券の元社員が架空の投資で16人から8億円をだまし取ったそうです。
元社員と言っても詐欺が発覚するまでは社員だったのでしょうが日興証券の信頼と証券会社全体の信用は低下したと思います。
今回は架空の投資だったので詐欺であることからは逃げられませんが、投資家に投資の話を持ちかける時に、今後これは値が上がりそうだとかうまいこと言って投資させて、本当の所は不透明な投資の話もあると思います。
10年くらい前に、僕のところにもコーヒーの値段が上がりそうなので投資しないか?
といった内容の電話がかかってきたことがあります。
この話も半分は詐欺なのでしょうが、話が架空ではないので完全には詐欺にはならないのかもしれません。
買い物の後になって詐欺ではないかと、一度は思った事が誰しもあると思います。全くの嘘ではないけれど物は言い様で、多かれ少なかれ、短所はオブラートに包んで長所ばかりを前面に話をすすめるのが店員や会社側のあたりまえの商売のしかたになっています。
労働基準監督署に行ったことがありますが、あの時も詐欺ではないかと思いましたし、今でも思っています。(
労働基準監督署に出向)
うまい話は、そこそこに受け止めておいて、自分でその話をしっかりと確かめてから買い物したり投資したりしないといけないと頭では分かっていても、いいなと思った瞬間から頭の切りかえが出来ずに、人はビジネスの話術にはめられてしまうのでしょう。